自分の脳に起こる変化に気付かずに、今までの方法にこだわってしまうと、自分の「暗記力」「能力」に限界を感じたり「記憶力が低下した?」と嘆くことになる・・・と前回書きました。
で、で、で、この15歳といえば、義務教育を終えて高校に入学する時期です。この高校の勉強が厄介なのです。「高校」=「高等学校」では学ぶ内容が格段に増え、難しくなるのです。
暗記力は頭打ち、下手すると低下するにもかかわらず、逆に覚えるべきことが膨大になるというダブルパンチ!「記憶方法が変わる」ことは教育者の間では常識になっており、若者たちに「本質を理解☞覚える」という図式を勧めています。
これで「問題解決」となるか?と言えばこれまた、そう単純にはいかないからややこしいです。「物事の本質を理解することが大切」なのは分かるけれど、「どうしても理解不能」なことも多々、出てくるという声を聞きます。私も経験しました。
そうなると「理解すること」を諦めて、「理解不能」な分野に関しては「丸暗記」する方が得策。つまり暗記一辺倒、理解一辺倒ではなくバランスよく柔軟性を持たせて勉強するのが結局は大事になります。これって生き方そのものですね。方法は1つだけではない・・・。自戒を込めて。