明日、推薦入試を控えている受験生の指導を頼まれました。保護者は良かれと思って、学校を休ませての受験勉強・・・。そもそも、この生徒、過去問演習が終わっていなーい!
はい、要するに演習不足!!私との勉強時間が近づいてきたのにも関わらず演習したであろう問題が送られてこなーい!!嫌な予感・・・。案の定、できていない、できないことに対して落ち込んでごねる、保護者に叱られる、ますます落ち込むという負のスパイラル。あーあ。
結局、休憩をはさんで2コマの授業の予定でしたが、結局1コマだけにしようと提案しました。そして今日は新しく問題を解く必要はないので過去に解いたものを見直すこと。あとはゆっくりとお風呂に入っておいしいものを食べて寝るよう伝えました。
余計なことは言わないように、地雷を踏まないようにと必死の私。例えば良かれと思って「リラックスしてね」と言ったとします。すると・・・緊張しやすく、しかも真面目なタイプだと「リラックスしなくちゃ」という強迫観念にかられてますます身体が硬直…となりかねません。
それゆえ私は具体的に「お風呂にゆっくり入って体を温めてね」「その時にボケーッとしながら試験でうまくいっている様子を妄想すると楽しいよ」などと声掛けしたのです。
当日は「緊張してきた~~~、ドキドキする~~~と焦ったら、とにかく息を大きく長く吐いてみて」と伝えます。つまり実際にどんな行動をすればリラックスできるかを伝えます。ちょっとした声掛けでも受け取り方が違ってきます。ぜひ参考まで。