長年、勉強を教えてきて一番厄介なタイプは…ズバリ!「言い訳」をするタイプです。とにかく「言い訳」をして勉強をしていない自分を正当化しようとするのです。
単に勉強していないだけならばまだマシです。最悪なのが、こちらが提示した課題を無視して勝手な勉強(不必要な勉強)をすることです。それゆえ、本人は「勉強した」と思っている&言い張るのです。
いやいや、無駄な作業をしたところで時間とエネルギーの無駄で、さらに言うならば「言い訳」のネタとして使われたときにはもう、本当にどうしようもないです。ハーッ。
歌手、俳優、コメンテーターとして活躍している美輪明宏氏がいつぞやのテレビ番組で以下のセリフを言ったそうです。
「世の中で一番いらないものは何か?それは感情である。感情に流されて、やるべき事をやらなくなってしまう事が一番いけない。感情は一旦流して理性で行動しなさい」
まさにその通りなのです。勉強に関しては感情に流されることは、一番やっていはいけないことだと言いたいです。正直言って勉強を教えるよりも生徒の考え方の癖や習慣を変えることの方が何百倍、何千倍も難しいです。
そもそも、相手を変えようなんてことを思うこと自体がおこがましいとは分かっています。しかし、こちらの指示通りに動いてくれないことには絶対に成績は伸びないわけで・・・。「感情に流されず、理性で動く」「言い訳しない」これは自分への戒めでもあります。頑張ろっと。