「荷が勝つ」という大和言葉があります。意味は「荷物が重すぎる。責任や負担が重すぎる」です。ハイ、「荷が重い」と同義語です。「荷が重い」という表現は頻繁に使われますが、「荷が勝つ」という表現は珍しいかもしれません。
「荷が重い」を使うとイメージ的に頼まれたことから逃げているような消極的な感じがしますが「荷が勝つ」だと、与えられたもののほうが自分より上と把握したうえで断るイメージでしょうか。
だから前向きに受け止めているという、好印象を与えつつ断ることが出来ます。大和言葉を知っていると、断りの言葉を使う時も角を立てないように伝えることができるので素敵です。
「断る」ことに対して「罪悪感」を持つタイプが少なからずいるかもしれませんが、そういうときこそ、この大和言葉がお勧め!「断ること」に対して罪悪感を覚える人は相手に気を使いすぎなのです。
下手すると「強運になるため、運気をアップするためには『頼まれごとは引き受けるべき』」と盲信していることも。借金を申し込まれても「イエス」と言いますか?とツッコミを入れたい私です(苦笑)。
「断る」≒マイナスのイメージがありますが、「荷が勝ってます」という大和言葉を用いるとプラスの言葉になります。相手も自分も穏やかな気分で話が進む可能性が高い?!ぜひお試しを。