今日は大人向けの文章講座でした。平均年齢が70歳を超える講座・・・皆さん人生経験が長い&知識欲が半端なくて本当に熱心です。私の方が勉強させていただいております。
ただ・・・一つだけ気になることがあります。それは、皆さん、とにかく硬い、真面目な文章が多いのです。むろんそれはそれで悪くはないのですが、講座のコンセプトが「伝わる文章講座」なので、いわゆる読みやすい文章の方法をお伝えしました。
そのうちの1つの方法が「難しい内容を別のものに例える」ということです。例えば次のような文章。
・お店を拡大することは気苦労が多く、本当に大変だ。
👉お店を拡大することは気苦労が多く、まるで子育てのようだ。
この2文を比べてみるとどうでしょう。1文目は悪くはないのです。しかし、普通過ぎることと、そもそもがお店を経営するという経験がないと気苦労と言われてもあまりピンとこないでしょう。
それに対して多くの人が見たり聞いたり、経験したことがある「子育て」という言葉を使うことによってイメージがわきやすくなります。こんな風に少々硬い内容、難しい内容を誰もが知っている、イメージしやすいものに例えると一気に伝わる文章になります!ぜひ参考まで。