大手塾で、俳句や短歌の宿題が出ているそうですが、俳句や短歌の「句切れ」を全く理解できない!という小学生の話。「句切れ」について、参考書や教科書には「短歌や俳句において、意味や内容、調子(リズム)の切れ目のこと。句点(。)を打つことが出来るところ」とありますが、この説明だけでは分からないのは当然でしょう。
見分け方としては「句切れ」≒「①倒置されているところ。②切れ字(「や」「かな」「けり」など)が使われることが多い。」と知っておくと短歌や俳句では8割ぐらいは解けるはず。
読んで字のごとく「切れ字」とは切るための字なので、当然と言えば当然ですが「切れ字」があるところが句切れになりやすいのです。
そこで生徒に「切れ字」ついて知っているか確認すると、「聞いたことがない」とのこと。本当に習っていないか、あるいは塾で習ったのでしょうがスルーしてしまってのか?なにはともあれ、「句切れ」の見分け方を知らないことには絶対に解けないでしょう。
どの勉強もそうですが、きちんと「なぜそうなるか?」を考える、知ることによって理解度が深まる、理解度が深まると記憶できます。意味もなく記憶だけ・・・は難しいです。だから「なぜそうなるのか?」を考える癖をつけたり、調べる、聞くことを意識しましょう。