記述をきちんと書いているにもかかわらず全く丸をもらえない。字数も内容もあっているように思えるのになぜ△?
この悩み・・・よく聞きます。△なってしまう理由はいくつかあります。代表的なのは次の3つです。
①誤字、脱字
②余計なことを書いている、逆に必要なことが書かれていない、勝手に言い換えている。
③主語が抜けている
たいていがこの①~③に当てはまります。例えば②に関してはこんなケースがありました。どの問題も本文にある言葉を自分の言葉で言い換えてしまいその結果、意味が若干ずれてしまってるのです。
分かりやすい例でいうと例えば「おたまじゃくしがカエルに変わる」という文があったとします。それをその生徒は「おたまじゃくしではなくカエルだ」といったように「→」の内容を「↔」と書き換えてしまったのですま。
また「伸びたり縮んだりする」という表現を「伸びる」に着目して「拡張する」と書いています。これは定期試験の記述だったのでおそらく学校の先生が伸びたり縮んだりという部分を「拡張」と表現したのでしょう。
拡張自体は間違ってません。しかし「縮む」が入っていないのでマイナスされているのです。「拡張したり縮小したり」だったら正解だったのですが・・・。こんな風に国語の本文の中の言葉を綺麗な言葉に言い換えていたため、ことごとく減点されてるのにもったいないです。
まずは本文に忠実にということを意識しましょう。記述は決して難しいものではありません。結論を言うと「この部分だ」と思ったところを要約するというイメージでほぼ満点をもらえます。変にいじらないのが鉄則です。是非参考まで。