雑感

ボタンの掛け違い

 「またか・・・。」と思わず気分が下がりました。身近な人が児童相談所に一時保護されているという話を聞いたからです。去年も身近な人が児童相談所に一時保護されていました。

 今年の子は、中学受験に自分は前向きではないと公言しているらしく、 受験をするかどうかは未定だそうです。去年の子の場合は一応本人は受験の意思がり、結果として私立中学に進学しました。とはいえ、入学後も親子でいろいろと葛藤はあるようです。

 こういうことが身近であると、何のための受験なんだろう?と思わざるを得ないです。親としては子供が将来幸せになるための通過点として受験を考えているのが大半でしょう。

 しかしその結果、親子関係がうまく機能しなくなるのはどうなんだろう?と複雑な気分になります。もちろん中学受験をしないならば親子関係が順調・・・とは限りません。ただ児童相談所に一時保護される ことの きっかけは 中学受験であることは間違いないのです。

 人生を終える時に 本人が「ああ、いろいろあったけれど楽しい人生だった。」と思えることが幸せな人生だと思うのです。つまり人生をトータルでみたときに💮になればいいわけで・・・。 

 親の愛情ゆえにボタンの掛け違いが起こりがちですが、年齢に関係なく一人一人が尊重されるべき人格を持っているという当たり前のことを改めてしっかりと認識する出来事でした。自戒を込めて。

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