今年も 例年のごとく、人権作文と税金の作文が全国の学校で、夏休みの課題としてあります。そうすると、そもそもに人権って何なの? 税金ってどんな種類あるの?と生徒たちはパニックです。
頑張り屋さんたちは人権について、税について必死で調べ、その調べたことを報告書のごとく延々と説明する文章を書くというパターンが意外と多いです。でも、それは実は作文とは言えないんですね。調べたことを書くのだけだと、いわゆる自由研究みたいな感じになってしまいます。
そうではなくて税金の使い道だとか 税金の仕組み、人権について調べた上でそれらと 自分とどう関わっているか?を書く必要があるのです。 結論を言うと、自分の体験談をひたすら書く! これが「良い作文」と評価されます。
事情が許す限り、過去の入賞作品等の見本をネットでいくつか ピックアップして 本人たちに見てもらいます。すると人権や税金についての調べたことではなく、 本当に自分の体験をしっかりと書いてることが分かります。生徒たちは「え~~~っ」と一同びっくりしています。
それもそのはず、彼らは自分たちが調べたことを延々と報告書のごとく書くもの≒作文とおもいこんでいたわけですから。ぜひとも、ウンウン悩むよりも見本を見て参考にしてくださいね。