HOME > 雑感 > 雑感 自己暗示 2024年8月11日 「沙石集」(鎌倉時代の仏教説話)には「藤のこぶ」という話が載っています。内容は次のようなものです。 【ある在家の人が山寺の僧を信じて、病気にでもなれば薬なども何を服したらよいか尋ねていた。すると、この山寺の和尚はすべての病に「藤のこぶを煎(せん)じて飲めば治る」と教え、在家の人がこれを信じて用いると、すべての病が癒(い)えた。 ある時、在家の人が馬を失った時も僧は「藤のこぶを煎じて飲め」とのこと。流石に納得は行かないながらも、藤のこぶを探し探し求めるうちに谷の辺りで、いなくなった馬を見つけた。】 いかに「思い込み」が人間の運を左右するか・・・は昔から知られていたのですね。「盲信」は怖い面もありますが「純粋に一つのことを信じる姿勢」は素晴らしいと思いますし、「正しい(であろう)ことを信じて精進(?)すると道が開ける」でしょう。 そもそも、占いが当たるという場合は数多くのアドヴァイスの中から当たったと思われる部分にのみ焦点を当ててる割合って大きいと思います。つまり思い込み(意識)が大きく左右してるかも?です。あ、ただし自己流を「これで正しい」と思い込むのは単なる頑固。何事も長所が一歩間違えると短所になるわけでその境目が難しい・・・。じゃあ、その見極めは?第三者からの中立な意見や模試結果などの数字、つまり客観的証拠から判断するのが大切ですね。 Twitter Share Pocket Hatena LINE URLコピー -雑感
【ある在家の人が山寺の僧を信じて、病気にでもなれば薬なども何を服したらよいか尋ねていた。すると、この山寺の和尚はすべての病に「藤のこぶを煎(せん)じて飲めば治る」と教え、在家の人がこれを信じて用いると、すべての病が癒(い)えた。
いかに「思い込み」が人間の運を左右するか・・・は昔から知られていたのですね。「盲信」は怖い面もありますが「純粋に一つのことを信じる姿勢」は素晴らしいと思いますし、「正しい(であろう)ことを信じて精進(?)すると道が開ける」でしょう。
そもそも、占いが当たるという場合は数多くのアドヴァイスの中から当たったと思われる部分にのみ焦点を当ててる割合って大きいと思います。つまり思い込み(意識)が大きく左右してるかも?です。あ、ただし自己流を「これで正しい」と思い込むのは単なる頑固。何事も長所が一歩間違えると短所になるわけでその境目が難しい・・・。じゃあ、その見極めは?第三者からの中立な意見や模試結果などの数字、つまり客観的証拠から判断するのが大切ですね。