作文 小論文

近所のお兄ちゃんが行ってたから?

(私)「なぜリハビリテーション科を受験しようと思ったの?」

(生徒)「近所の知り合いのお兄ちゃんが行ってたから。」

(私)「あなたの家族・・・あなたのお姉さん、お母さんは文学部だよね。そしてあなたのお父さんは工学部出身だよね。つまり身近な人が行ってるから・・・が理由ならば 文学部でも工学部でもいいわけだよね?それをわざわざリハビリ科にしたということはそれなりに理由があるはず。何があなたにとってピンときたの?」

 これはリハビリ科を志望する高校3年生の生徒と私との会話です。志望動機を書く練習していた時に生徒は本音で伝えてくれたのですが・・・。この会話の後、「ほんとだ・・・。」 と 頭を抱えていました。

 突き詰めていくと理系分野には全く興味がない。さらには文字を読むのが嫌い。書くのも嫌いで文学部にも全く興味を持てないという消去法にはなったらしいんです。それでもたとえ消去法であってもわざわざ専門的分野であるリハビリ科を選ぶということは何かがあるはずです。

 結局、その「何か」をみつけるために 自己分析を一緒にやることにしました。もちろん私が「こんな風に書いたらいいよ。」という内容を伝えることはできます。

 でもそうやって他人の言葉で志望動機を仕上げたところで、面接のときに時にボロが出てしまうのがオチです。それゆえ自己分析に時間をかけることにしたのです。

 この自己分析って意外と難しいですが、が、が、一度きちんとやっておくといろんな場面で役立ちます。そもそもその自分のことを分かっていないことには志望動機や自己アピール文といった文章は書けないわけです。

  材料が揃っていないと料理ができないのと一緒です。そもそも「文章を書けない」「文章が苦手」というのは自己分析ができていない、自分の本音、言いたいことを分かっていないというパターンが多いです。まずは材料集めから!

-作文, 小論文

© 2024 作文110番