国語勉強法

主語を忘れずに

 先日、友人とランチを楽しみました。その時に彼女が突然に

「同棲するの」

え??私はフリーズしました。時間にすると2秒ぐらいでしょうか?その2秒間の私の脳内は「え?同棲?今のご主人とは別の人といきなり暮らすの?ご両親と一緒に住むのかしら?あ、でもご両親と住む場合は同棲ではなく同居かな。」

 そして私は友人に聞きました。「誰が?」と。すると友人は「○○(22歳になる彼女の息子さん)が。」私は「???既に今、家族で一緒に住んでるよね?何を言っているの?あ、同姓?!だれか同じ名前の人がいる??あ、それとも同性?訳わからない・・・。」とますます混乱しました。

 

「結局どういうこと?ドウセイって言ったよね?聞き間違いじゃない?」

とまあ、おかしな会話が続きました。勘が良い方はすぐに分かったことでしょう。が、こういう面においてはとっても疎い私はチンプンカンプンだったのです。

 

  結論を言うと「22歳の友人の息子さんが、今月から彼女と同棲をすることになった。」ということです。真相が分かるとホッとするやらめでたいやら。私は、主語と目的語を入れて話してくれるよう友人に伝えました。

 文章は長すぎるのは良くないですが、主語や話題が変わるときに、主語を省略したり短かすぎると相手に対して誤解を招きます。そもそも今回もつい先ほどまでは延々と30分以上自分の話をしていた友人。突然にポツリと「同棲するの」と言うので、てっきり友人自身の話かと思ってしまったのです。

 日頃から「主語・目的語」を入れる、「主語と述語を一致させる」ことを意識いしましょう。ちなみに国語において主語を省いて意味が不明瞭になった文章は減点対象です。

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