雑感

確率論を気にするよりも・・・。

 生徒、保護者から「受かると思いますか?」と入試の合否について聞かれることがあります。そんなこと分かったら誰も苦労しません。合否の結果については「神のみぞ知る」状態です。

 もちろんある程度、模擬試験や過去問の出来具合から予測はできますが、それはあくまでも予測です。結果は最後の最後まで分かりません。そもそも『受かりますか?」と言う質問に対して「絶対に無理」と言われたら受けないのですか?と言いたいです。

 受けないことには受かりません。だから、ダメもとで?行きたい学校には挑戦していいと言うのが私の意見です。挑戦してダメだったらあきらめもつくでしょうから。ただし、絶対に全落ちは嫌だという場合はいわゆる安全校を受けておくというのは大前提です。

 ちなみに大手塾の判定では合格率98%って言われながら滑った子もちらほらいますし逆に絶対ダメって言われながらも合格したタイプもいます。☜むろん数は少ないですが。つまり確率論で一喜一憂する時間があったら少しでも合格するための勉強する時間に充てる、それに尽きると言いたいのです。

 そして合格率を上げるためには何度も言うように過去問から傾向を分析して、自分が受けたい学校の傾向に慣れること、過去問で間違えたところをしっかりと解き直しをして2回目、3回目に「正しい解き方」を出来るかを確認することを第一に考えてほしいと思います。

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