あらゆる人に当てはまるピッタリの勉強法ってが存在しないな～と改めて思います。となると、良かれと思う方法を１つずつ試してみて自分に合うものを採用するしかないのです。
例えば国語の勉強法では「要約」することで本文の内容を把握できるし記述の練習になると言われていますし、実際その通りです。しかし要約練習はかなりハードルが高いのです。正しい要約が出来るようになるためにはものすごく膨大な時間・エネルギーが必要です。
特に学年が低ければ低いほど飽きてしまい、要約はもちろんのこと下手すると国語嫌いになってしまいます。むろん、飽きさせずに上手に指導するのが私たちの仕事だと言われればそれまでですが。
指導者によっては徹底的に要約をさせるようですが、それらを投げ出さずに出来る子は元々の能力が高いと言えるでしょう。それはとっても素晴らしいことですが、そうではないタイプはお手上げ？でしょうか。
一番手っ取り早いのはキーワードをチェックすることです。そうすることによって詳しい内容は分からなくても段落ごとに書かれているテーマは見つけることができます。また、問の答えが書かれている場所も予測もできます。
例えば１，２、７段落のキーワードが「うさぎ」だったとし、問で「うさぎ」について聞かれるならば先の１，２，７段落を中心に答えを探せばいいのですから。いきなり要約練習がきつい場合はちょっとした遊び心入れたキーワード探しをやってみると良いでしょう。