添削

小論文の添削は不可欠!

 小論文や作文はとにかく添削が大事ということは皆さんも分かっていますよね。では、なぜ大事なのか?は自分の癖や改善すべき点を誰かに見てもらわないと気が付かないからです。

 もちろん書き方のノウハウ本は数多く出回っていますしそれらを勉強する事は有効です。しかしそれらはあくまでも一般論であって自分が書いた文章へのアドヴァイスにはならないのです。例えば例が次のような例がありました。

 法学部を目指す学生に対してのマニュアル本に次のように書いてあります。

「過激なことは書いてはならない」と。

 そりゃそうですよね。法に基づいて客観的な判断をすべき人材を育てる学部なので過激なことは書くべきじゃないのは当たり前のことです。そんなことは受験生だって分かっています。

 しかし気がつかないうちに無意識に・・・読み手に誤解を招く可能性がある意見を書いてしまうパターンがすごく多いです。

「反対意見は3割だけなので現状のままで行くべきだ」

 皆さんこの3割というのをどう捉えますか?野球の打率だとすると高確率ですよね?民主主義における多数決では可決されない数字ですが無視してしていいような数字では決してありません。

3割に限らず・・・満場一致じゃない限りは少数派の意見にも考慮しつつの折衷案をなんとか練ろうと努力すべきでしょう。少なくともそういう姿勢を見せることで皆が納得いくわけです。

 書いてる本人は悪い気全くありませんし、彼らの本音を否定はする気はありません。詳細は省きますが・・・書きやすい&誤解を招かないような表現で書ける具体例を選ぶようにとアドバイスしました。とにかく添削は不可欠です!可能ならば複数名に添削してもらいましょう。

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