国語勉強法 指導法

ものがたりの必殺解法とは

 物語小説の解き方のコツをお伝えします。それは・・・ズバリ!!問題を読みながら、気持ちを表す言葉や心の中の声にチェックしていくことです。例えば「悲しい」「さみしい」「ホッとする」「~と思う」と言う言葉があると傍線を付ける。心の中の言葉であれば(   )を付けていくのです。

 最初はめんどくさいと感じたり、うっかり忘れてしまいますが、1度騙されたと思ってやってほしいです。私が指導する際には、1回目は生徒と一緒にやります。チェックが10か所になったとします。さすがに10箇所全部が問いのヒントになるって訳ではありません。

 しかし10箇所のうち6,7箇所が問のヒントになっています。ほんと面白いように、自分が傍線を引いたところにヒントや抜き出しの答えが入ってパターンがほとんどで、生徒たちはびっくりするやら大喜びするやら。

 最初に読みながら線を引いておくと問を読んだ後に必死で本文を読み返すことをしなくて済むわけです。今日も先ほどの授業で、生徒と一緒に「気持ち」箇所に線を引きながら演習すると、次々に答えやヒントが見つかる~とビックリしていました。それがきっかけで張り切って「気持ち」部分を探し始めた生徒。

 ここまでくるとあとは安心です。是非皆さんも騙されたと思って試してみてください。

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