勉強法 国語勉強法

テクニック・・・実は基礎も学べます。

 世の中の指導者は大きく分けると2つです。

➀基礎から順番にこだわるタイプ

②テクニックを重要視するタイプ

 私は・・・どちらかというと②を推奨するタイプです。むろん基礎の「基」も出来ていないタイプにはいきなりテクニックを教えても無理・無駄だとは分かっています。しかし、基礎がそれなりにしっかりできているならばテクニックを教えてます。

 私は単なるテクニックを教える訳ではありません。いわゆるテクニックでも「なぜその解き方・テクニックが有効なのか?」をきちんと論理的に説明しています。そうすることによって、いわゆるテクニックを学びつつも自然に基礎も補いつつ学ぶことが出来ると思うからです。

 以前に、某塾に通っていた小学4年生の生徒が言いました。

「先生!傍線部の問題は前後4行に答えがあるんですよね!そんな風に塾で習いました!」

と。さすがに「え???誰がそんなとんでもないことを言うの?」と開いた口がふさがりませんでした。確かに棒線の近くから答えのヒントを探すことは正しいです。しかし、前後4行と言い切るのはいかがなものか?また、なぜ前後から探すかを説明していないのは問題ありです!
 

 ちなみに「基礎」にこだわる指導者は「ちゃんと文章をしっかり読んで!」と言うでしょう。しかし、読んでもどこが大切か分からない、答えを間違えるから国語嫌いが減らないのです。理想ばかりを並べられても・・・生徒が可哀想と私は言いたいです。

 とまあ、指導者のタイプを見極めてどのタイプが自分に合うか?をまずはしっかりと把握することが、その後の成績を左右する?と思う今日この頃です。

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