国語勉強法 指導法

なぜそれを学ぶのか?理由って大切。

 〇十年前・・・いわゆる基礎勉強に対して私はモードが下がっていました。そしていわゆる「作業」をただただこなすといった姿勢でした。ハイ、今から思うともったいないことをしたと分かります。

 しかし!!小中学生の年齢では先を見通す力がまだまだ弱いので仕方ないのでは?と自己弁護をしたくなるのも事実。それゆえ・・・私は自分が「作業」と化していた練習については「これらを練習して、身につけることによってどんないいことがあるか?」を生徒たちに説明します。

 例えば「主語 目的語 述語」の練習については「選択肢の問題ではまずは主語と述語をチェックすると明らかに本文とはズレている、と気が付くものがあるよ。」と伝えています。

 実際に、某生徒はひっかけ問題で撃沈。実は文章全体を見るとひっかけの問題の方が本文に適しているのです。しかし、ひっかけ問題では「主語」が本文とは違っていたのです。つまり主語を見た瞬間に✕なのです。正解の文章は本文の表現を別の表現で言い換えており、少々ぼんやりした感じになっていましたが、消去法からこちらが正解という状態。

 何事もそうですが、基礎練習は大切・・・ですが退屈なものが多いです。だからこそ「見通し」を示すことも指導者の大切な役割だと実感する今日この頃です。

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