国語の選択肢において「あるあるパターン」が、「4つ(あるいは5つ)のうち、最後に2つ残り・・・エイヤッ選んで間違い。実はもう1つの方が答えだった。」というパターン。
ハイ、出題者は最後の2択で迷うように本当に精密に(笑)文章を作っているのです。そもそもが「答えにならない方」の文章の内容はほとんど合っているのです。下手すると「間違っていない」のです。え?どういうこと?と思われたかもしれません。
実は、9割方が合っている内容で残り1割は「本文には書いていない」内容のことが多いのです。そう、文章の1部分については「合っているか」「間違っているか」は作者に確認するほかありません(苦笑)。
問には「本文にもっとも適した・・・」とあるので、本文に「書いていない」ことは選んではいけないのです。ちなみにこれって、「巧妙な詐欺」の手口を同じです(汗)。
以前に以下のような文章が新聞に掲載されました。(以下引用)
経済の話など、9割以上は本当の話です。しかし、わずかな残りに重大なウソがあります。「なるほど」と聞いているうち、すべてが真実に聞こえるようにするのが彼らのテクニックなのです。(引用終わり)(2017.10.2付け朝日新聞21面 「詐欺の手口とは」より一部抜粋)。
くれぐれも・・・「騙されないように」相手の手口を知ったうえで対応しましょう!!