雑感

SOS対応は個人だから可能

 

 以前に次のようなことがありました。

「とにかく急ぐから電話でお願いします。」と真夜中に生徒からの電話。ファックスかメールにしてほしいと言ったのですが、電話で直接教えてほしいとのことで、電話越しに質問攻めに。

 こちらとしては「詳しく説明する」ことは簡単ですが、①時間がかかる(相手は時間がないという状態)②説明が長くなれば長くなるほど混乱する、理解不能になる、という2点から「とにかく端的に!」を意識して伝えました。

 いわゆる「超正しい!模範的解答」ならば参考書を見たりネットやスマホで調べることが出来、それはとっくに本人がしているはず。にもかかわらず、理解できないため必死でSOSを出している・・・。そういったことを考慮したのです。

 (問)「僕はキャンプに行く。」と同じ用法を次から選べ。【本人】(正)「彼は海に釣りに行く。」(誤)「彼は駅に行く。」の見分けがどうしても出来ないとのこと。

 (問)の「に」は「僕はキャンプをするために行く。」と「をするために」に置き換えることが可能。すると「彼は海に釣りに行く。」も「彼は海に釣りをするために行く。」と言いかえ可能、「彼は駅をするために行く。」とは言えない。

 だから正解は「彼は海に釣りに行く。」と伝えました。ほかの文法も同様に、基本的に「が」に関しては「を」に置き換えることが出来るならば目的語、選択肢では「対象となる言葉」を選ぶ。

 「を」に置き換えることが不可能で述語とセットならば主語!と言った具合に一つ一つ説明しました。なんとか、疑問はすべて解消できたようでホッ。本当に日本語の文法って難しいです。と同時に万人に分かる解説は不可能です。

 その点、個人指導の場合は融通が利く、当人に合った解説を出来る点がメリットです。メリット・デメリットを天秤にかけたうえでなお、興味が…という場合はぜひぜひお問い合わせフォームからご一報を。

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© 2021 森下藍理 国語・文章・読書感想文指導講師