鑑賞

欠かせない3点

  

 イソップ物語は「伊曾保物語」として日本で古くから親しまれており、入試でもよく出されます。☜むろん、古語で!さて、某高校の入試問題で「鷲とカタツムリ」という話が出題されていました。

 内容は「勇猛なワシが、カタツムリを食べようとしていた。しかし、鋭いくちばしで、どれだけつっついても硬くて殻が割れない。カラスがやってきて『私に半分くださるならば、食べ方をお教えましょう』と申し出た。

 普段ならばカラスの言葉などに耳を傾けるワシではないが、殻の割り方が分からないので偉そうにしてもお腹はふくれない。ワシは快く引き受けた。カラスは言う『高い空から、岩の上に落とせば、簡単に割れます』と。ワシはカラスの教えどおりに実行しカタツムリを食べることが出来た。

 このように、生まれ持った能力や地位が自分の方が高くても、そういったプライドにこだわらずにそれぞれの分野での知恵は持っている者、良く分かっている者に聞くべきだ。」という話。

 問では後半の教訓について書いていある部分の「知恵者」とは誰のことか?とあり、答えは「カラス」。個人的にはこの話に①聞く相手を選ぶこと②相手のせいにしないこと、という2点を付け加えたい気分です。

 今のご時世、情報過多でどの情報が自分にとって有益なのか迷ってしまうので、取捨選択する必要があるから。Aさんにとってベストの情報や方法でもそれが万人に当てはまるという保証はないからです。①変なプライドを捨てる②聞く相手を選ぶ③相手のせいにしない、この三点を常に意識したいものです、自戒を込めて。

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