勉強法

上手な鉄砲を撃つ

 

 「下手な鉄砲も数打てば当たる」(下手でも何度もやっていれば、まぐれでうまくいくことがある。)という慣用句がありますが・・・。正直言って一つでも「当たる」ためには相当の数をこなさなくてはなりません。

 

 

 大抵は数をこなす前に諦めるでしょう。かといって、鉄砲の打ち方を習っただけで練習をしなかったら上達しないので、これまた「当たる」には程遠いわけで・・・。結局は「正しい打ち方」「数(練習)」のバランスが大切です。

 

 勉強に関しての「打ち方」とは「読解法」と言えるでしょう。というのが「読解法」をマスターして「読解力」を養えば国語の実ならずあらゆる科目に応用が利くからです。そんなわけで「読解法」のノウハウの本が数多く世の中に出回っています。

 


 むろんそれを読んだだけで「読解力」はつきません。だからこそ次から次へと「読解法」なる本が出版されるわけであって・・・。でも、「読めばいきなり出来る」と錯覚を起こすのが人間の心理・・・。

 

 そもそもが、慣れないうちは「どれがキーセンテンス、キーワードなのか」を見極めることが難しいです。特に数学や理科の文章はよく似た表現が多いからです。例えば次の2文(中学理科)。

 

①「エンドウの種子のまる・しわのように一方しか現れない2つの形質のことを何というか。」答えは「対立形質」。(別の問題集では①の下線部が「同時に現れない二つの形質」と表現)。

②「子に一方の親の形質だけが現れるとき、現れないほうの形質をなんというか。」答えは「劣性形質」。

 

 

 ①と②は使われている言葉が似ているためパッと読んだだけで「あ、分かった~」と判断すると間違います。クイズの早押しではないのだから、きちんと最初から最後まで文章を読んで「何を問われているか?」を理解する必要があるのです。

 

 「打ち方」だけを頭で分かっていながらも「練習」が足りない場合がほとんどです。くれぐれも「知識」だけあって中身がない・・・とならないよう日々の鍛錬が必要です。

 

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