文章の型

自己アピール文

 総合型選抜(旧AO入試)・推薦入試の面接や小論文試験で必ずと言っていいほど問われる「自己PR」。一体何のために聞いているのだろう?思う方が多いと思います。

 大学は、自己PRを通して受験生の以下の点をチェックしています。

自己分析能力
問題解決能力
大学側が求める人物像にマッチするか
人間性が誠実かどうか

 自己PRでは、基本的に自分をどれだけ理解しているか、自己分析能力があるかどうかがまず一つ目のチェックポイントです。また、「大学が公開している『求める人物像』に合致するか」です。

 自己PRでよくあるのは、①資格や能力について熱心にアピールする②時系列で行ったことを作文に書く、以上2点です。この2点に共通しているのは「事実、やったこと」を書いているだけということです。

 資格や能力は有力なアピールポイントですが、大学側が一番気になるのは「受験生の人間性」です。時系列で高校時代に頑張ったことを書くだけでは自分の良さ、自分の人間性をアピールすることはできません。

向上心を持っているか
苦しくても諦めないか
嘘をつかないか
努力を惜しまないか

 特に、これらのような性質があるかを見られる傾向にあります。具体的に証明できるようなエピソードを交えながら、面接官に自分はどのような人間なのかを伝えましょう。

 

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