雑感

「お節介」≠「大きなお世話」

 先日、大手ドラッグストアで買い物をした際にレジでエンドレスに保湿クリームを勧められてうんざりした私。内心「こっちは急いでるのに・・・ちょっと話に付き合ってあげたから、売り込めると思われたのかしら?余計なお世話はそろそろ終わりにして!」と呟いていました。

 私は言いたいです。「お節介」は許容だけれど「大きなお世話」はいらない~!と。「お節介」の意味を調べると「余計なお世話」という意味が書かれていますし、実際には「お節介」と「大きな(余計な)お世話」を明確に区別することは難しいでしょう。

 しかし私は「お節介」を個人的には漢字の通りに解釈しています。実は当て字だそうですが。。。つまり「お節介」≒「節度を持って相手に介入する」ことだと。この「節度を持って」がポイントです。自分の都合や尺度だけで行動するのは単なる「大きなお世話」です。

 例えば結婚願望を今までもこれからも持たない人に「良い年なんだからそろそろ相手を見つけなさい!」と「お見合いを勧める」≒「大きな(余計な)お世話」、相手のことを全く考慮していない、「結婚したほうが幸せになれるよ」という自分の考えを相手に押し付けているに過ぎないと言いたいのです。

 逆に、結婚願望があって伴侶を探している人に「お見合い話」を持って行くのは「お節介」に分類されると思います。「大きな(余計な)お世話」と「お節介」の見分け方の一つとして私が実践しているのは「こちらがやんわりと断る」時に相手が聞く耳を持つかどうか?相手が威圧的ではないかどうか?です。

さて、勉強に関しても当てはまります。指導者は熱心さ余って「余計なお世話」的な指導、アドヴァイスをしてしまうことが多々あります(自戒を込めて)。だから指導者の言うことを決して鵜呑みにすることなく冷静に判断して「余計なお世話」の場合はきっぱりと断り、「お節介」的なときは有難く?受け取ることもあり?でしょうか。

 

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