対比 未分類 雑感

対比は不可欠

 「先生!よく世の中では『比べることはよくない』と言いますが、私はそうは思いません。そもそも比べることによって自分の立ち位置が分かるからです。だから成長できるんですよね?!」

 

 これは中学3年生女子の台詞です。このセリフを聞いて本当にその通りだよね~と思い切り納得です。「比べる」ことはとっても大切だと私は断言します。

 なぜならば「比べる」ことは今の状態を客観的に見るチャンスだからです。むろん、比べる対象を選ぶことが前提ですが。

 よく飲食店経営の方は敢えて他店を食べ歩きするようです。自分の腕をさらに向上させるための勉強です。プロでなくても、私たちはあちこちのお店で「食べ比べ」することによって、自分の好み等を再確認できます。

 

 それは文章も同じです。様々なタイプの文章を読んで比較、そしてそれを自分の文章に生かす・・・ことによって文章力がアップします。また文章中において「対比」することによって自分の主張を強調できます。

 つまり「比較・対比」は悪いことではなく、むしろ必要不可欠なのです。少なくとも文章を上達させるためには。ただし全くかけ離れた二つのものを対比、比べるのはタブーです。

 比べるのが悪いのではなく、比べ方を気を付けることが大切なのです。そこを勘違いして「比べることが良くない」という一方的な意見を振りかざすことは怖いです。

 もう一度言います。国語や文章においては「対比」は不可欠です。

 

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© 2021 森下藍理 国語・文章・読書感想文指導講師