国語勉強法

下手でいいのでイラストを!

 先日、生徒の小論文の添削をしている際に可愛らしいイラストを見つけました。絵でメモし、それをもとに文章を起こしていたのです。

 このように頭の中でイメージしてメモすることは素晴らしいと思います。なぜなら「理解している」「記憶している」という状態は実はイメージしている場合が多いからです。

 例えば「昨日の夕飯は?」と聞かれた場合に自分が食べたものを映像でイメージ(思い出して)「ご飯とみそ汁とサラダとハンバーグと・・・」と言うでしょう。

 決して「サラダ」「ハンバーグ」という単語・文字そのものを暗記していたわけではないのです。ちなみにメモや絵は「棒人間」でいいのです。

 例えば問題文の小説では、A子とB子が喧嘩している場面から始まっているとします。すると①棒人間A②棒人間Bを書いて①と②の間に×をつけておくなど。

 いつも書いているように、国語は日本語なのでとりあえず読むことを出来、最低限の意味を理解することはできます。しかし内容や情景を理解しているかというと・・・かなり怪しいというのが現状です。

 連日、しつこく書いていますが①イメージ②図式やイラスト、この2点をしっかりと意識することが大切です。

 

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