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長文読解≒脳トレ

 国立の研究機関で研究員として活躍しているT氏が必死で何やらスマホと格闘しています。何事かと覗くと・・・なんとなんと「脳トレ」!え?最近「脳トレ」流行ってるの?!と思いきや・・・・単なる偶然。T氏は先月、東北大学で川島隆太氏(脳トレの第一人者)の講演を聞いたのがきっかけだとか。

 

 むきになってああだこうだとやっているのを見て、思わず「ああ、脳トレはまさに言葉通り『トレーニング』だなあ。」と実感しました。つまり元々の頭の良しあしというよりも、トレーニング(訓練)すれば伸ばすことが出来る能力なんだと。

 

 T氏は最初は判定がDやCだったものがしばらくするとBにはなりますが、なかなか最高ランクであるAにはならず「難しい、難しい」と呟いています。とうとう私にやってみるよう要請。

 

 結論を言うと・・・私は無事にAになりました!当然私も最初はC、間違いまくったときにはDやEの時も!!!でも、あっという間にAに。なぜ自分よりも年齢も能力(学力、努力の量等)が下の人間がAを出せるわけ?と不思議な顔をされ、コツを聞かれました。コツは次の2点です。

 ①集中しすぎない(俯瞰すること)

  • ”高い場所から全体を見おろすこと”(=「鳥瞰」)
  • ”客観的に物事の全体像を捉(とら)えること”(=「客観(的)」)

 ②主語と述語に意識をする

 以上、2点に尽きます。例えば沢山の数字の中から最小、あるいは最大の数字を選ぶときには「全体」をパッと見るのです。また「左右判断」では画面に「青(赤色で着色)」「赤(黒色で着色)」をいう表示がされ、赤い色の文字はどちら?と聞かれます。

 

 述語「赤い色の文字は」に着目してパッと赤い色の文字をクリックするのです。真剣に「青」「赤」と言う文字を読んでしまうと「赤(黒色着色)」を間違って押してしまいます。

 

 実はこれは国語長文を解く時に使うスキルそのものなのです。①全体をパッとみてキーワードを探す。②何を問われているか、「主語と述語」をしっかりと読む、という2点と見事に合致します。

 

 

 勉強を継続することは大変ですが少なくとも「国語における長文読解」≒「脳トレ」≒「一生役に立つスキルを身に付けること」と思うと少しだけモチベーションを保てる?!でしょうか。さ、私は「脳トレ」よりもまずは目の前の仕事(来週初めが締め切りの資料作り)に取り組みます!

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