読書感想文

本当に青い?!

 「隣(となり)の芝生(しばふ)は青(あお)い」

(意味)何でも他人のものはよく見えるものである。

 この諺はあらゆる場面に当てはまるでしょう。私なんて隣どころか世界の芝生は青く、自分の庭の芝生は茶色い(枯れている)という被害妄想を何度も抱いたこともあります(苦笑)。

 毎年のように「うちの子は自力では出来なくて本当に大変なんです!結局親子バトル・・・。他の子なんてキチンと自分でしているでしょう?」と保護者の方々が口々におっしゃいます。

 いえいえ、皆言わないだけで結構な割合で大人が子供の宿題に関しては手伝って(苦労して)います。どの親御さんも「大変なのは自分の子だけ。なぜこんなに出来が悪い?手がかかる?」と思いがちですが、単に「隣の芝生が青い」だけです。

 

 読書感想文読書感想文の審査をしていると次のように分類できます。

①自力で何日もかかって上手に書いている。

②親、祖父母、親戚、知人等に手伝ってもらってそれなりの出来栄え、あるいは完璧な内容になっている。

③自力で頑張って書いているからこそ(?)内容の8割があらすじという残念な中身。

 

 ②と③が圧倒的です。上位入賞作品ともなると②の割合がグーンと増えます。自力で頑張って頑張って・・・でも入賞できなかった子からすると「ずるい」と思える結果です。

 

 

 私自身は?!手伝ってくれる相手がおらず苦労して入賞を勝ち取ったタイプです。おかげで「書けない」子の気持ちが分かる、私のような苦労をわざわざしなくても効率よく役立つ教養を若い子たちに身に着けて欲しいと思っています。

 

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