突然ですが、二つ命題を出します。
「赤点を取る」☞「頭が悪い」
「超高学歴の先生」☞「良い先生」
さて、この命題は「真」と言えるでしょうか?当然「偽」です。もしもテストの平均点が100点満点中の20点、つまりテスト自体が難しい物だったら29点(赤点)だからといってその点数を取った人は「頭が悪い」とは言えません。
また、超高学歴だからと言って「教え方がいい」とは限らないことは多かれ少なかれ皆、経験していることでしょう。とはいえ、一般的に「成り立ちやすく」「相関関係がある?」命題だからこそ誤解を招きやすいのです。
この「成り立ちやすさ」「相関関係があるかも?」というのがクセモノで・・・、微妙に「真」かも?と思わせる命題を突き付けられると人間はどうしても気にしてしまいます。気にすることによって今の現状を良い方向に帰るためのきっかけになるならばベストです。
でも、逆に「気にしすぎて」「落ち込む」というパターンも少なからずあります。だから「傾向」を述べつつも、私は「ではどうすれば改善するか?」「今、取りうるベストの対策は?」を考えてから相談者に答え、自分自身は自問自答して行動します。
自問自答しても答えが出ないときは人様を頼る私ですが、誰に頼るかの基準は「一方的な命題で相手を不安にさせない」ことです。「~という傾向はあるけれど、絶対ではない。今後は○○すればいい方向に行くと思います。」とアドヴァイスするタイプを選びます。是非皆さんもご参考までに。